オーストラリアにワーホリ(ギリホリ)で行ってみた!英語が苦手だった私でも働いて住んで旅したお話

オーストラリア(AUSSIE)にワーホリ(ギリホリ)で行っていました。 仕事もしました。旅もしました。オーストラリアを感じながら生活していました。ラウンドした時の写真はこちらにもありますhttps://www.facebook.com/australia417visa/

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シドニーでテロ!?~パリ同時多発テロは他人事ではない~カフェで立てこもり事件 

ギリホリAUSSIEです。

 

今回は急遽シドニーでテロ!?があった時のお話しをしようと思います。この事件あまり日本にいた方は知らない人が多いと思います。なぜ急にこの話題を投稿しようかと思ったのは、皆さんご存知のパリで同時多発テロ事件があったからです。今月13日未明に起こったパリのテロでは死者100人を超えています。日常生活を普通に過ごしていた人達がいきなり銃撃に巻き込まれたということでした。場所な劇場、スタジアム、レストラン等少なくとも6カ所で事件が起きたようです。

 

ただ日本にいる私達にはあまり実感が少ないかと思います。事件の現場に訪れたことのある人は「行ったことある場所だ」「最近行った」またはこれから行く予定だった人は安心感や恐怖感に襲われているかもしれません。ただほとんどの人がパリか地球の裏側だし、行ったことないから等と実感が湧かないかと思います。私もその一人でしたが、タイトルにある通りシドニーでテロ(実際には立て籠もり事件とされています)が起きた時に私はシドニーに住んでいて身近に感じたことがある為、今回のパリで起きたことも単純に他人事とは思えません。

 

シドニーで起きたのは2014年の12月。あと1週間ほどでクリスマスを迎えようとしている雰囲気の中事件は起きました。場所はマーティンプレイスというオフィス街で時間は朝の9時過ぎ。持ち帰りのコーヒーを買う人や新聞を読んだりしてコーヒーを飲んでいる人、友人と楽しく会話を楽しんでいる人がいるカフェでいきなり銃を持った男が乱入してきました。そしてそのカフェのスタッフと利用客を人質にとり立て籠もったのです。

 

 

私はその時、現地の学校にいたので巻き込まれることはありませんでしたが、すぐに学校でも噂が広まりテレビをつけるとそのニュースが放送されていて同じ町で起きている事件を目の当たりにしました。学校から現場までは電車で30分弱、住んでいるところからは電車で15分位の場所だった為、あまり訪れることはない場所でしたがその時いろんな考えが浮かんできました。「可能性は低いけどそのカフェにその時間いたかもしれない」「もしかしたら私が行く所で起きたかもしれない」「通りすがりで巻き込まれていたかも」等と日常生活を普通に送っていた人がいきなり生死に関わる事件に巻き込まれたことは他人事ではありませんでした。私でなくても友人が巻き込まれる可能性もありますし、私がいた学校で立て籠もりが起きたらなどと頭の中がいろんな事を駆け巡っていたのを覚えています。

 

こうも思いました。「日本って平和だな」

 

オーストラリアもテロ事件は起きることがなく平和な国のようですが、実際に事件は起きました。結局この事件は16時間程犯人が立て籠もり、人質2人が亡くなり、犯人も治安部隊突入の際に射殺されました。オーストラリア政府は犠牲者を出さないようにする為いろんな策を考えていたようでしたが、犠牲者が出てしまいました。誰も犠牲になる人がいなければと私も祈ってはいましたが、残念だったと共に更に死を近くに感じた瞬間でした。テレビで報道された時も人質の人がカフェの窓に旗を犯人に持たされ立っているのを見たとき、どれ程の恐怖をあの人達は感じたんだろうと思うとどんどんテロというものが恐いものだと身近に感じていました。

 

犯人はイスラムの過激派では!?等の憶測もされていたが結局犯人も死亡した為、本当の真意はわからないままです。しかし犠牲になった2人の命は巻き込まれるべくしてというわけではないです。事件後には犠牲者に捧げる花束が現場近くのマーティンプレイス広場に数え切れないほどの量が寄せられ多くの人が訪れました。

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私も少なからず恐怖を感じた事件の結末をこの目で見て訪れました。野次馬をしただけではないかと言われてしまえばそれまでですが、私の人生でとても意味のある経験になったことは言うまでもありません。テロに関しては一個人で防ぐ為にできることはないかもしれません。今のパリのように外出禁止令を自分に掲げる位でしょうか。それは不可能です。犠牲者の同情や感情移入をしたところで何もならないかもしれませんが、この事件は他人事ではなく身近に起こる可能性があり、突如として日常が壊される怖いものであると認識するだけでも自分の中で何かが変わるかもしれません。私は普通に生きるということの大切さを知ることになりました。

 

この場を借りて犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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