オーストラリアにワーホリ(ギリホリ)で行ってみた!英語が苦手だった私でも働いて住んで旅したお話

オーストラリア(AUSSIE)にワーホリ(ギリホリ)で行っていました。 仕事もしました。旅もしました。オーストラリアを感じながら生活していました。ラウンドした時の写真はこちらにもありますhttps://www.facebook.com/australia417visa/

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バナナを担いでライザップ??? 1人でお祭り!?vol.17 

 

workingholidayoverage.hatenablog.com

ギリホリAUSSIEです。

 

さぁバナナファーム本当の過酷さをようやく知ることになった私ですが。。。バナナのハンピング(hunmping)は私の人生の中で最も辛い仕事でした。人生で初めて心が折れそうになりました(笑)

今でこそ「たまにならやりたいなぁ」なんて思いますが、経験する前まではあんな重い物を持てるはずがないし、死ぬんじゃないかなんて思っていました。

 

軽くおさらいしておきますがバナナのバンチ(塊)をこんな風に担ぐんですが

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引用先:http://www.swissfarms.com.au/~swissfar/cmsAdmin/uploads/humping-jobs-gallery.jpg

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このバナナのバンチは平均で60~80kgはあり、繁忙のシーズンになると大きく育つ為100kgを超えることもよくあります。(バナナの種類や場所によって大きさは異なります)

 

もう普通なら考えただけで無理だなぁって思う人がほとんどだと思います。この写真ではそんなに筋肉質の人がハンピングしているわけではないですが、私の目の前でやっていた人は体つきがいい人でしたが、辛そうに担いでいるのを見て「あの仕事だけはやりたくない!」と思っていました。

 

前置きが長くなりましたが、実際にやることになった時の心境としては「とうとうやる時がきたか」でした。しかしやってみると意外とできます。

あれ!?意外とできる???

なんて喜んでいたのも束の間でした。。。重いバンチを担ぐことになり、担いだまま歩くのがこんなにしんどいものなのかと思い知らされました。そのうち呼吸が苦しくなってきて、意識して深い呼吸をしないとどうにかなってしまいそうでした。しかも休むことなく次から次へと収穫していくので早く一日が終わってほしかったです。なんとか一日目は無事にハンピングという仕事を終えることができました。

 

ちなみにバナナのバンチを担いだらトレーラーの荷台に積み込むのですが、大体距離にして20~30m位を担ぎながら歩いて運びます。この短い距離がとても長く感じます。足場はぬかるんでいたり、段差があったり足場が不安定な場所を歩き、尚且つ落とさないようにバランスをとりながら運びます。一歩一歩ゆっくりとバナナを落とさないように足場にも気をつけて進んでいきます。少しの段差を昇るにも足がなかなかあがりません。そりゃあそうです!自分と同じもしくはそれ以上のものを持って歩いているんですから当然です。しかも一回落としてしまうと一人では持ち上げられない為ほかの人に手伝ってもらいまた担ぎなおします。これがまた地味に大変なんです。バーベルみたい重い物を肩の高さまで上げるのがwww

 

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一日目を終えた私は完全に疲れきっていていつもより早く眠ってしまったのは言うまでもありません。ハンピングという仕事ができたという安心感もあったと思います。できるか不安だったことができたので少し嬉しい気持ちもありましたが、翌朝起きてそんな気持ちは吹っ飛んでしまいました。体が痛いならまだしも重く疲れが完全に取れてないのが自覚できました。ファームへ向かう道中に「違う仕事だったらいいなぁ」なんていう淡い願望を胸に秘めていましたが、そんなことが起きるわけもなく。それから数日がとても辛かったです。体中が重く、寝ても疲れがとれず、そんななかまた重いバナナを担ぎ運ぶ、正直体は限界に近かったような気がします。しかも繁忙時期の年末だった為土日も仕事があり、こういう時に限って休みの日がなく体を休ませることができなかったので精神的にも疲れていたのを覚えています。

 

もうここまでくると体はだるく重いので精神力だけで乗り切っていましたが、それでも耐えるのがつらくなり「なんで働いているんだろう?」「仕事辞めようかな」なんてネガティブなことしか思い浮かばなくなってきました。少しづつ筋肉痛じゃない痛みのでてくるようになりもうヤバいなと思っていた時にクリスマスの連休があり、体を休ませることができてリフレッシュすることができ、しかもハンピングを2日間位やらない日があったのでなんとか体と精神の疲れのピークを乗り越えることができて辞めることなく続けることができました。

 

自分で言うのもなんですが、忍耐力にはとても自信がり、心が折れそうになった経験は一度もなかっただけにあの時の苦しみは忘れられません。私のファームはハンピングする人をまだ探していたのでそのあとに新しい人がくるのですが、どんどん一日ももたずに辞めていきました2~3週間位で10人以上が一日どころか数時間で辞めていきました。しかもこの私がいたファームはボスがとても厳しく休む間を与えてくれません。それも辞める人が続いた要因の一つです。オーストラリアのゆ~っくりとしたイメージとは真逆です!!!キビキビ動かないと怒鳴られますし、「そんなに言うならやってみてくれ!」と思っていたらボスが軽々とあの重いバナナを担いでます!?もう何も言えません。。。しかもボスの表情は曇っているどころかとてもいきいきしてました。

 

ただ他の人がハンピングをやったとしてもそうなるかはわかりませんが、私のように体がガッシリしてない人は苦労すると思います。(ちなみに私は身長180cm体重65kg)それでも私は慣れてきたら問題なく担げるようになり、辞めていく人のお手本をするまでになっていました(笑)新しく入って挑戦する人は私が体の線が細いのにできているのでもう言い訳もできずにただ去っていくだけでした。ここで私が気づいたのはハンピングには最初は根性や忍耐力も必要ですが、いかに体全体でバナナを支えるかだと気づきました。ですのでそれに気づいてからは周りの人に「ハンピングはスポーツだ!」と説明しています。体が小さくて筋肉がなくてもバナナを体で支えるというコツを覚えれば誰でもできると今では思います。

 

しかもこのハンピングはお金をもらいながら体を鍛えられます!そしてダイエットにもなります。ちょっと世間を騒がしたライザップよりもお金をもらいながら好きな物を食べて痩せれるんですからこっちの方がいいんではないでしょうか?www

ちょっと長くなってしまいましたが、今回はこのあたりで終わろうと思います。バナナファームでは他にもいろんな仕事がありますのでそれらを今後紹介していこうと思っています。最後に一言「ハンピングはスポーツですw」

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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