１人でワッショイ!? バナナをハンピング!!!vol.16
workingholidayoverage.hatenablog.com
ギリホリAUSSIEです。
さぁ前回までで、オーストラリアに滞在し始めて二ヶ月が経過し、友人の結婚式に出席する為の一時帰国から戻り、またバナナファームでの生活が送られようとしていました。
私は帰国する前に働いていたファームのボスに直接一週間の休みを申請したので、また同じファームでの仕事が待っていると思いました。しかし帰ってきてくるなりコントラクターのKさんから連絡があり、「前のファームには新しい人を派遣したからあなたはまた別のファームね」と言われ引っ越しすることに。どうやら私が一週間お休みをしたのをあまりよく思っていないようで、結果別のところでまた一から仕事を始めることになります。
正直、前のファームはボスも人がよく仕事も大変ではありましたがそこまで力仕事というわけではなかったですし、ファームの人達とも仲が良くなり始めていたので居心地がよくなっていただけにショックでした。そして新しいファームはなんと!?最初に働いたファームでした!とてもボスが恐いで有名なところで私も怒られていたのでモチベーションが一気に下がったのは言うまでもありません。。。
参考までに最初のファームについて投稿している記事です。
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しかし仕事を選んでいる余裕はありませんので、びくびくしながら翌朝仕事場に到着します。どうやら長い間働いていた韓国人が三人辞めるから私がその代わりにということでした。彼らは最初の時、
私によくしてくれてしかもシェアハウスが一緒だったのでご飯もくれたりと親切だった彼らがやっていた仕事はバナナの収穫（ピッキング）でハンピングと呼ばれている仕事でした。彼らはこの仕事のことを「とても疲れるからやりたくない」と言っていたのを覚えていたのでとうとう私もバナナファームでの仕事運も尽きたなと思いました。
ハンピングという仕事はhumpという単語の意味《肩に担ぐ》からきていて、その名の通りバナナを肩に担ぐ仕事です。おそらく皆さんバナナを肩に担ぐという想像がつかないと思います。説明するよりも先に写真をみていただきましょう！
引用先：http://www.swissfarms.com.au/~swissfar/cmsAdmin/uploads/humping-jobs-gallery.jpg
これがハンピングです。この仕事はまだ未経験でしたが、ファームで働いていれば他の人がやっているのも見ますし、話も聞きます。しかもこの１つの塊（バンチ）がどの位重いかもすでに知っています。一回地面に落としてしまうと一人で持ち上げるのは困難です。ファームによってやその時のバナナの成長度合いにもよりますが、1バンチあたり60~80kg位は平均であります。重いと100kg以上なんてこともよくあります！そんなものを一人の人間が担ぐんですから想像しただけでもやりたくありません。しかも私は体が細い方ですのでなおさらできる自信がありません。（身長180cm,体重65kg位でした）
辞める人達がハンピングをしていたんですかた、その代わりに入る私はこの仕事がほぼ確定的です。この時私は心の中で「終わったかな」と思っていました。しかし奇跡が起きました！なんと違う仕事でした。それはベルインジェクションという仕事でした。この仕事については後日触れたいと思います。ハンピングじゃないと思った時の喜びは忘れられません。
しかし！そのあとの落胆も忘れられません。。。一週間に働くのは平日の5日間、ただ私の仕事であるベルインジェクションは一日と半日で終わります。これが意味していることとは、、、そうです！残りの三日間と半日はハンピングということです。バナナファームで働き始めて約二ヶ月とてもとても、とても残念な出来事でした。どうやら前のボスは私の体つきを見て「こいつにはハンピングは無理だな」判断して商品であるバナナを落として傷をつけない為に違う仕事を与えてくれたことに気づきました。しかし今回のボスは違います。ハンピングする人を探しているんです。できるかできないかはやらせてから判断する方法ですので私の体つきは関係ありません。とうとうバナナファームがとても重労働で知られていることを体験することになります。次回はこのハンピングの過酷さについて書かせていただこうかと思います(笑)
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