綺麗なビーチで出会った! 無表情な日本人カップルと現地インストラクター
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ギリホリAUSSIEです
前回の「エアリービーチ」で深夜遅くまで飲んで遊び
早朝に「ホワイトヘブンビーチ」へ行く船に乗り込んだ
ところからのお話しをさせていただきます
お酒が体に残ってはいましたがなんとか無事に
念願の「ホワイトヘブンビーチ」に到着
真っ白な砂浜!
眠さも吹っ飛ぶ綺麗な海に感動しました!
しかもこの日は晴れていたのですが
私が来たこの日をさかのぼること2週間
ずーっと天気がよくなく
この日だけ晴れたそうです!
「幸運すぎる!」
と喜んで砂浜で浸っている時
港から同行している現地のインストラクター
が話かけてきました
「どこから来たんだ?」
私は日本から来たけど
今、オーストラリアに住んでいてバナナファーム
で働いていたことを話して
「バナナは大変な仕事なんだろ?」
なんて簡単な話をしてその場は終わったのですが
その後そのインストラクターが
日本人らしき人と話していたのを
見かけましたが私と同じで
雑談でもしているのだろうと思っていました
ところがその後にインストラクターが
私のとこに近づいてきます
「何だ!?」
どうやら困っている様子
話を聞いてみると
・カップルの日本人が英語を話せない
・その二人は行きたいとこがある
・しかしそこにはもう行けない
・その理由を説明してほしい
・代わりに眺めのいいポイントを伝えてほしい
とこのようなことをインストラクターは言っていました
私も英語がすごくできるわけではありませんが
なんとか理解しました
まず私が参加したツアーは
「1day」というツアーで
出港したら
「ヒル・インレット」という展望台に行き
景色を眺め
そこからまたボートで移動して少し離れた
ビーチで数時間滞在してまた船に乗って
帰港するというプランです
この「ヒル・インレット」が有名で
写真がガイドブックに載ったりしているので
ここに行きたいという人がほとんどだと思います
ちなみに実際に撮影した写真はこちら
この「ヒル・インレット」に2人の日本人は
行きたかったようですが
数時間滞在する為のビーチで先に降りた為
行くことができないとインストラクターが言っていました
2人の日本人は
「降りろ」と言われたから降りたら
もう「ヒル・インレット」には行けない
という現実に困惑していました
ところが怒ったり、悲しんだりしている様子もなく
なぜ行けないのかわからず
無表情でビーチに立っているだけでした
私たちが乗った船は港を出てから
いくつかの「ウィットサンデー諸島」の島に寄って
ホワイトヘブンビーチに行くのですが
港ではこの日本人は見なかったのでどこかの
島から途中で乗ってきたようです
インストラクターと日本人の話を聞いても
なぜ「ヒル・インレット」に行けない状態になったかが
わからなかったのですが
2人の予約表を見せてもらいました
「ん!? なんか値段が安い?」
私が購入した「1dayツアー」は
(詳細は忘れましたが)$180位でした
ところが2人のをみると半額位の$90位
「そんなに安いはずはない」
と思ったのでツアー参加者を見分ける
防水テープのリストバンドを見ると
私と色が違います
これは私のですが2人のは「ハーフ」と書いてあります
なるほど! 2人はハーフツアーだったんです!
ハーフツアーは
「ヒル・インレット」には行きません
それは「降りろ」と言われるはずです
「1day」のお金を払ってないんですから
私は自分で港のパンフレットを見て
「ヒル・インレット」に行きたいので
そこに行くツアーを探したので間違いありません
2人は間違えてツアーを買ってしまったようです
しかしそれに納得がいかない様子でした
2人の言い分はオーストラリア旅行そのものを
ツアー会社に任せてプランを計画してもらっていて
行けると思ってきたということでした
正直私は自業自得だなと思いながら
会話していました
おそらく「ホワイトヘブンビーチ」行くのなら
「ヒル・インレット」に行けると思っていたのでしょう
ツアー会社の落ち度かもしれませんが
それを確認しなかったのがいけないと私は思います
こういう事態になりたくないので
私は自分で英語を勉強して
自分で計画して旅行をしています
まぁそれはいいのですが
インストラクターが優しい人だなと
同時に感じました
ハーフツアーだから「ヒル・インレット」には
行けないけど歩いて行くことのできる
「眺めのいいポイントを教えてあげて」
と気づかいをしてくれています
しかも英語が全く伝わらないから
同じ日本人の私にそれを伝えてほしい
ということまでお願いしてきています
なんて「いいインストラクターなんだ」
と思いながら残りの時間をビーチで過ごました
このホワイトヘブンビーチは鳴き砂と呼ばれています
本当に鳴いてるみたいな音がします
そしていよいよ港に帰る時間です
ちょっと肌寒い時期にきたのであまり
泳ぐことを楽しむことはできない気候でしたが
とても満足しました
そして帰りの船でさっきのインストラクターが
また声をかけてきました
呼ばれるがままに操舵室に連れてかれます
そしたら船長に私を紹介して
先程の日本人の話をしています
どうやらインストラクターの人は
本当に困っていたとのこと
説明しても全然理解してもらえず
怒りもせず、悲しみもしない
ただ状況を理解してない2人にどうしようもなく
「それを救ってくれた人なんだ」
そのお礼ということでビールをくれました
私も英語がまだまだですが
そういってもらえて嬉しかったです
そして自分の英語に
少し自信が持てた経験でもありました
港に着くと少し風にあたり過ぎたのか
少し寒気がしてきたので足早に
バックパッカーズホテルに戻る途中
「マイケル」の存在を思い出しました
「今日は大丈夫だろう」
「大丈夫であってほしい」
と願いを込めて帰るのでした
最後まで読んでいただきありがとうございました
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